機内持ち込み手荷物
機内にて安全で且つ快適にお過ごしいただくために、機内持ち込み手荷物の大きさ、及び重さには制限があります :
ビジネスクラスをご利用のお客様:
- お一人様 2個まで
- 手荷物1個につき重さは 7 キロまたは 15 ポンド以内
- サイズは 22" x 14" x 9" または 56cm x 36cm x 23cm 以内
エコノミークラスをご利用のお客様:
- お一人様 1個まで
- 手荷物1個につき重さは 7 キロまたは 15 ポンド以内
- サイズは 22" x 14" x 9" または 56cm x 36cm x 23cm 以内
免税品も機内持ち込み手荷物の許容量に含まれており、全ての手荷物が上記制限を超えた場合は、受託手荷物 (お預かり手荷物) として貨物室にてお預かりいただく必要があります。
受託手荷物(お預かり手荷物)及び機内持ち込み手荷物許容量に加えて、以下の身の回り品を1点のみ機内に持ち込むことができます:
- 小型のハンドバッグ 1つ
- ノートパソコン一台
- 小型のリュックサック
- 小型のカメラ/ ビデオカメラ 一台
- ブリーフケース
搭乗ゲートにて規定を超える機内持ち込み手荷物と判断された場合、受託手荷物として貨物室に搭載する必要がございます。当社の安全規定の一環として、客室乗務員はお客様の手荷物を運ぶお手伝いはできません。手荷物はお客様ご自身で頭上の荷物棚に収容してください。
機内持ち込み手荷物の調整が生じた場合、手続きには時間を要する為、必ず出発の30分前までに搭乗ゲートまでお越しください。香港航空は、定刻に出発するために、時間通りに搭乗ゲートにお越しいただけないお客様のご搭乗をお断りすることがございます。お客様のご協力をお願い申し上げます。
液体、エアゾール類、ジェル状のものの機内持ち込みについては、全ての便に共通して制限がございます。容器1つにつき100ml以上、また合計が1,000mlを超える液体、エアゾール類、ジェル状のものは機内にお持ち込みできません。(密閉有無を問わず、免税品を含む。) 空港保安検査員は、ご搭乗前に改めて全てのお客様の機内手荷物検査を実施いたします。全ての禁制品はご搭乗前にその場ですぐに破棄されます。
オーストラリア行きで以遠への乗り継ぎのないお客様は、最後に搭乗される区間の機内にて液体、エアゾール類、ジェル状のものをご購入することができます。
危険物に対する意識
危険物とは、健康、安全、財物または環境に危険を及ぼす恐れのある物質(Substances)又は、物件(Articles)のことを示します。危険物の運送は、国際危険物規則書によって厳しく管理されています。当該規則書には、輸送時に人または財物に危険を与えない安全条件も記載されています。
これらの規則は旅客手荷物として危険物を輸送することを禁止しています。但し、一部の製品は、限定された数量で且つ、個人使用の目的であれば、機内持ち込み手荷物または受託手荷物として輸送することが可能です。
IATA 危険物規則書の分類、制限、梱包及び申告要求の適用条件に従い、危険物は種類により貨物として輸送することができます。
香港領土内の危険物の輸送については、香港民間航空局が管理しています。これらの約款は全ての旅客、乗員及び航空会社職員に適用します。 IATA 危険物規則書に従わず、危険物を携帯または輸送することは違法行為に該当します。
危険物の定義
IATA 危険物規則書により引用。「危険物とは、健康、安全、財物または環境に危険を及ぼす恐れのある物質(Substances)又は、物件(Articles)であり、これらの規則書に従い分類され、これらの規則書の危険物リストに記載されている。」
危険クラス
化学性質による危険性によって、危険物は 9 つのクラス(同時に複数の区分があります)に分類されています。一部の危険物の類別は範囲が広いため、さらに区分されることがあります。安全性管理プロセス規範またたは危険物規則書によって認められた物品以外に、危険物と分類またはみなされた物品は機内持ち込み手荷物または受託手荷物として輸送することはできません。 9つの危険物の分類及び区分は以下の通りです:
第 1 分類——火薬類 |
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区分 |
例 |
1.1 – 大量爆発を起こす物質 1.2 – 噴出の危険はあるが、大量爆発は起こさない物質 1.3 – 火災の危険があり、弱い爆風や弱い噴出の危険はあるが、大量爆発は起こさない物質 1.4 – 重大な危険性はない物質 1.5 – 大量爆発を起こすが、非常に反応性が鈍い物質 1.6 – 大量爆発を起こさない、極端に反応性が鈍い物質 |
兵器弾薬、花火、照明弾、 TNT 、ダイナマイトまたは魚雷 |
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第 2 分類——ガス類 |
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区分 |
例 |
2.1 – 引火性ガス 2.2 – 火性のないガス、毒性のないガス 2.3 – 有毒ガス |
2.1 – ブタン、プロパン、アセチレン、ライターなど 2.2 – 消火器、液体窒素、液体ヘリウム 2.3 –有毒ガスの大部分は航空運送が禁止されている |
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第 3 分類——引火性液体 |
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区分 |
例 |
区分無し |
ライター燃料、シンナー、ペンキ、アルコール、アセトン及びガソリン |
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第 4 分類——可燃性固体;自然発火性物質;水に触れると可燃性ガスを発する物質 |
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区分 |
例 |
4.1 – 可燃性固体、容易に燃えるもの、あるいは摩擦によって発火するもの 4.2 – 自然発火性物質 4.3 – 水に触れると可燃性ガスを発する物質 |
4.1 - ゼラチン(硝酸セルロースプラスチック)、マッチまたは硫黄 4.2 – 燐 4.3 – カーバイド及びナトリウム |
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第 5 分類——酸化性物質および有機過酸化物 |
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区分 |
例 |
5.1 – 酸化性物質 5.2 – 有機過酸化物 |
5.1 – 塩素酸カルシウム、硝酸アンモニウム化学肥料、光学漂白剤 5.2 – 過酸化水素水(オキシドール) |
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第 6 分類—毒物および伝染性物質 |
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区分 |
例 |
6.1 – 毒物 6.2 – 伝染性物質 |
6.1 – 砒素、ニコチン、青化物、農薬、ブルシン 6.2 – 細菌、病毒、生物製品、医療廃物 |
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第 7 分類——放射性物質 |
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区分 |
例 |
区分無し |
放射源を備える研究用デバイス |
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第 8 分類——腐食性物質 |
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区分 |
例 |
区分無し |
水銀を含む温度計、酸性物質、アルカリ性物質、液電池 |
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第 9 分類——その他危険物 |
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区分 |
例 |
区分無し。上記分類以外のその他の危険を引き起こす可能性のある物品や物質。 |
石綿、二酸化炭素、ドライアイス、救命設備、エンジン、内燃機関 |
危険物に対する注意事項
項目に危険物が含まれるまたは含まれる可能性がある代表的な例:
品名 |
含まれるまたは含まれる可能性がある物質 |
人工呼吸器 |
圧縮ガスまたは酸素 |
キャンプ器材 |
可燃ガス、液体または固体 |
シリンダー |
圧縮または液化ガス |
歯科用具 |
可燃樹脂または溶剤、圧縮または液化ガス、水銀及び放射性物質 |
ダイビング器材 |
圧縮ガスまたは特殊ガス混合物 空のシリンダーは持ち込み可能 ダイビングライトに使用される充電式亜鉛電池(空気中で作動した場合、高い熱量が発生することがある。安全のため、ライトまたは電池を取り外す必要がある。) |
家庭用洗浄剤 |
アンモニアを含む可能性がある染み抜き剤及び洗剤 |
カメラ機材 |
有害化学物質を含む可能性がある物品 |
冷凍食品 |
保存用のドライアイス |
電気設備 |
磁性物質、スイッチ設備にある水銀、電子管または無停電電源装置の湿式蓄電池 |
電力設備(車椅子) |
湿式蓄電池またはリチウム電池 |
探検設備 |
爆発物(炎)、可燃液体(ガソリン)、可燃ガス(キャンプ用ガス) |
映画スタッフまたは取材器具 |
爆発性火薬式装置、内燃機関を含む発電機、湿式蓄電池 |
燃料、燃料制御装置 |
可燃液体、可燃固体、可燃ガス |
家財(道具) |
可燃液体(ペンキ、漂白剤、排水管洗剤など) |
器具 |
気圧計、水銀スイッチなど 、 水銀を含むもの |
写真機材 |
可燃液体、可燃固体、酸化剤、有機過酸化物、有毒または腐食性物質 |
予備リチウム電池及び携帯型電子機器に用いるリチウム電池の安全に関する規定
全てのリチウム電池及び携帯型電子機器に用いるリチウム電池は受託手荷物として預けることはできません。機内持ち込み手荷物として携帯する必要があります。
パワーバンクの使用は固く禁じられており、フライト中は必ず電源を切ること。
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#予備のリチウム電池を機内持ち込み手荷物に入れる場合 |
電子機器に内蔵されたリチウム電池を機内持ち込み手荷物に入れる場合 |
100 ワット以下 |
1名様あたり 20 個以内 |
1名様あたり 10 個以内 |
100 ~ 160 ワット |
1名様あたり 2 個以内 |
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160 ワット超過 |
持ち込み禁止 |
持ち込み禁止 |
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* |
1名様あたり10個以内のリチウム電池(1個160 ワット以下または 2 グラム以下)が内蔵された器材または電子機器を受託手荷物として預けることができます 。尚、一つの受託手荷物に入れることができるのは10個までです。 例: - 1名様が2 個の受託手荷物をお預けになる場合、1名様あたり合計10個まで - 2名様が1 個の受託手荷物をお預けになる場合、1つの受託手荷物に10個まで
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# |
バッテリーの端子(通常は両端)は、回路がショートしないように保護する必要があります(つまり、端子が他の金属と接触しないようにする必要があります)。方法としては、バッテリーを梱包したままにしておく、バッテリー端子をテープで覆う、ビニール袋や保護ポーチに入れるなどがあります。 |
リチウムイオン電池内蔵のスマートバッグについて
スマートバッグとは、リチウムイオン電池、モーター、携帯型充電器(モバイルバッテリー)、GPS追跡機能、GSM機能、Bluetooth、無線自動識別(RFID)機能、Wi-Fiが内蔵された鞄です。スマートバッグは携帯型電子機器(PED)には該当しません。これらの電池は、携帯型充電器(モバイルバッテリー)や予備のリチウム電池として取り扱われます。
2018年1月1日より、リチウムイオン電池の取り外しができないスマートバッグは機内持ち込み及びお預け共に出来かねます。
スマートバッグを持参して旅行されるお客様は、必ずチェックインカウンター係員にお申し出ください。
リチウム電池が内蔵されている場合であっても、以下の条件を満たしている場合に限り、機内へのお持ち込み及びお預けすることができます。
受託手荷物の場合
- 内蔵されているリチウム電池および携帯型充電器(モバイルバッテリー)を取り外した上で、ショートしないよう個別に梱包してあること。手荷物は1個につき7kgまでとさせていただきます。
- 取り外した電池と携帯型充電器(モバイルバッテリー)は、必ず機内持ち込み手荷物の中に入れるか身の回り品として携帯すること。
- 受託手荷物の中には絶対に入れないこと。予備のリチウム電池の規定に従い取り扱われます。
機内持ち込み手荷物の場合
- 機内にてスマートバッグの使用をご希望の場合は、重量?サイズ共に機内持ち込み手荷物許容量の範囲内であること。
- 機器の電源は必ず切ること。
- 電池は必ず外すこと。電池を装着したままにするか、またはショートしないよう個別に梱包すること。
- 飛行中、スマートバッグを充電装置としての使用やスマートバッグを充電することは不可。
お客様のスマートバッグに使用されているリチウム電池の電動力がワット時定格量160whを超える場合は機内へのお持ち込み及びお預けすることは出来ません。
また、電池の取り外しが出来ないスマートバッグは、機内へのお持ち込み及びお預けすることは出来ません。
リチウム電池駆動のスクーターの禁止について
(Airwheel/エアーホイール、Solowheel/ソロウィール、hoverboard/ホバーボード、mini-segway/ミニセグウェイ(バランススクーター)、その他のBalance Wheel/バランスホイールを含みます。)
これらは可燃性があるため、香港航空運航の全ての便において、受託手荷物および機内持ち込み手荷物の中にリチウム電池駆動のスクーター及び付属品を入れることを禁止しています。
上記の取り扱いはリチウムイオン電池駆動の小型走行車をお持ちでインターラインより、香港航空便への乗り継ぎのお客様も対象です。
弊社手荷物規則により、香港航空はリチウム電池駆動のスクーターを機内に持ち込むことを禁止しております。チェックイン手続きを行う際に、これらの製品を発見した場合、ご搭乗前に処分していただく必要があります。これらの製品は可燃性があるため、香港航空にてお預かりすることもできません。
注意事項:
2015年12月7日以降、香港航空運航の全ての便において、受託手荷物または機内持ち込み手荷物の中にリチウム電池駆動のスクーター及び付属品を入れることは禁止されています。
重要なお知らせ:携帯電子機器を受託手荷物に入れる際の注意事項
リチウム電池が内蔵された携帯型電子機器を受託手荷物に入れる際の安全措置の義務化について
(1) 電源は完全にお切りください。(スリープモード不可)
(2) 偶然的な作動や爆発を防止するために、携帯電子機器は衣類等により事前に保護してください。
違法製品品の輸送禁止
香港の法令により、香港在住の方、香港を訪問されるお客様、または香港国際空港でお乗り継ぎをされるお客様のいずれも香港領土内で以下の違法物品を所有することはできません。違反された方は、100,000香港ドルの罰金と14年間の懲役刑が科せられます。詳細は、香港警察公式サイトをご確認ください。 ( http://www.police.gov.hk/ppp_tc/04_crime_matters/cpa/cpa_at_01.html )
禁止されている銃器、弾薬、武器
Cap217 ? Weapons Ordinance/武器に関する条例 ?により、以下を含む武器の輸送は禁止されています:
l 中国式ダーツ
l 万能ナイフ
l スチール製こん棒
l 拳鍔/けんつば (くぎの有無、刃の有無問わず)
l 中国式戦闘用手かせ
l スプリング式スチール製こん棒
l バネ、または機械的装置、または電気装置にさらされたナイフ
l 刃の付いた、または尖った武器で取っての部分がこぶしで握りしめられるように固定されていて、指の間から刃物や先端が突き出ているように設計されたもの
液体、エアゾール類及びジェル状のものの機内持ち込み制限について
国際民間航空機関(ICAO)の指示のもと、液体、エアゾール類、ジェル状のものの持ち込みには制限があります。
制限とは以下の通りです。
- 液体、ジェル状のもの、エアゾール類は、それぞれ100ml 以内の容器に入れる必要があります。液体、ジェル状のもの、エアゾール類、の容量が規定内であっても、容器の容量が100ml を超える場合は持ち込みできません。
- 液体、エアゾール類、ジェル状のものは、容量が1L 以下の再封可能な透明のプラスチック袋内に余裕をもっていれてください。袋は完全に密閉されている状態でなければなりません。
- 透明のプラスチック袋は、保安検査場にて目視確認をするため、機内持ち込み手荷物の鞄から出して提示してください。携帯できる透明のプラスチック袋はお一人様あたり1つのみです。
液体、エアゾール類、ジェル状のものとは以下を含みます:
l 飲料 (水、ジュースを含む)
l スープ、ソース
l 香水、デオドラント(液体または固液混合)
l クリーム、膏薬、ローション、オイル
l 化粧品 (マスカラ、リップクリームなど)
l 練り状のもの (歯磨き粉など)
l ガスボンベ式スプレー (シェービングフォーム、ヘアスプレー、スプレー型デオドラントなど)
l ジェル状のもの (整髪用のジェル、ボディソープなど)
l コンタクトレンズ液
l その他の類似品
上記の規定は以下を例外とします:
- 飛行中に必要な量の医薬品薬の持ち込み。(処方箋を持参することが望ましい)
- 飛行中に必要な量の乳幼児食品の持ち込み。(牛乳、ジュース、消毒済みの水など)但し、幼児または小児同伴の場合に限る。
- 旅客の健康を考慮して携帯が必要な特別食品の持ち込み。但し、携帯する量は飛行中に必要な量に限る。
- 当日のフライトを担当する制服を着用した乗務員。
- 安全制限区域を通り、客室に入る空港従業員の工具。(清掃員が使用する洗剤など)
- 香港国際空港またはその他の空港で購入された100ml以上の液体、エアゾール類、ジェル状のもの。(酒類、香水など)但し、密封式のビニール袋に入れてあり、レシートがはっきりと見える状態で同封されていること。
下記の国/都市はご搭乗便にて上記制限が適用されます。
国/都市 |
詳細およびwebサイト |
中国本土 |
General Administration of Civil Aviation of China (簡体字中国語のみ) |
香港 |
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日本 |
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韓国 |
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フィリピン |
全ての液体、エアゾール類、ジェル状のものは機内持ち込みできません。 これらの液体物は必ず受託手荷物の中に入れてお預けください。 万が一最終検査の際に見つかった場合は、没収されます。 |
ベトナム |
(上記制限を参照ください。) |
提携航空会社運航便
提携航空会社運航便にご搭乗の場合は、運航航空会社の規定が適用されます。詳しくは、運航航空会社の公式webサイトをご確認ください。
ご搭乗のお客様への安全に関するご案内
香港民間航空局
お客様はご搭乗に際し、以下の製品を持ち込むことを禁止されています。:
ナイフ、長さや形状がナイフのようなもの、刃物、(家庭用の刃物類、カッター、はさみ、カミソリを含む)
制限品に関する詳細は、香港民間航空局の公式web サイトをご参照ください。
中国民間航空局
2008年4月7日以降、お客様は中国本土の各都市において、煙草用ライター及びマッチを機内に持ち込むことを禁止されています。